オフィス不動産の市況
ここ数年は2020年オリンピックへの期待感と需要増見込みの影響で企業の設備投資等が進み都市部でのオフィス需要は年々増えていました。オフィス不動産市況の指針となる空室率も家賃相場の増減の目安と言われていた5%を下回る低い水準となり、条件に合致する物件を探すことが難しい状況が続いています。
最近の状況では、2020年五輪の延期はあったものの都市の再開発や大型新築ビル竣工は進みオフィス不動産市場全体の床面積の総計は増え今後の空室率は上昇が見込まれています。オフィス物件の選択肢の少なさも少しずつ改善されていく兆しが見えてきました。
オフィス構築専門知識 × オフィス仲介専門知識
より多くの希望条件を満たした物件を選ぶ為には事前の情報収集と専門的知識が必要です。
相場や市況などの最新情報も重要ですが、貴社の方針や目標、目的などより良く理解し、親身になれる不動産仲介のプロから、運用面でのルールやオーナーの特徴、地域特性など表の物件情報に出ない部分も含めて選択肢を提供してもらう必要があります。
また、物件の設備や消防法規などを含めたレイアウトまで考慮できればベストですが不動産仲介担当者がそこまで言及できることは稀です、物件選びの最終段階の内見の際にはレイアウト組みの知識を持つオフィス構築のプロが同席すると、より現実的なイメージで物件を比較検討でき、見込み違いなどの失敗リスクを減らすことができます。
オフィス空間構築の視点で物件探し
新型コロナウィルスの影響により、これまで言われてきた働き方改革も加速しオフィスの在り方も今までよりさらに多くの視点から語られるようになりました。これからは企業の特性ごと、さらには事業所や部門ごとに求められる環境ごとにも対応できるオフィスの需要がますます高まります。
感染症対策、ABW(アクティビティベースドワーキング)の考え方や、テレワーク、時差出勤などへの対応、コミュニケーションのオンオフ切り替えしたり、オフィススペースの規模や役割をコントロールすることなどがこれからのビジネスを成功させるために必要です。
それらの計画は物件選びの段階からすでに始まっています。
オービックオフィスオートメーションでは、奉行シリーズの販売だけではなくオフィス空間の構築でも業務改善をご提案させていただいております。
不動産仲介のプロだけでなく、オフィス構築のプロの知識を掛け合わせて新オフィスの物件選びをすることで、時代に適した効率的で生産性の高い環境構築のご提案をさせていただきます。