働き方改革、税制改正、制度変更など、人事を取り巻く状況は常に変化し続けています。コロナ禍によるテレワークの促進や、週休3日制の議論などの外的要因も人事に大きな影響を与え、対応すべき問題は山積しています。
このように人事にまつわる問題が多いにも関わらず、「人事情報がスムーズに活用できない」という人事担当者のお悩みをよく耳にします。人事情報と一口にいっても履歴書は紙、資格情報はExcel、シフト情報は人事システムというように、いくつもの媒体にさまざまな形式で保管しているため、人事情報の確認をする時に『項目によってデータの置き場所がバラバラ』『どこに何があるのか把握しているのは担当者のみ』『探すのに手間がかかる』という課題を抱えている企業も多いでしょう。
今後もさまざまな変化が押し寄せることをふまえ、すべての人事情報を一元的に管理し、たびたびある追加や変更にも素早く対応することが求められています。
人事管理システム導入を検討中の企業様のよくある課題
人事情報が散在しており、マスタ情報が変わった際にすべてに反映させるのが手間。
人事システムを導入しているが、別途紙やExcelで情報管理をしている。
日々のルーチンワークが多く、業務をこなすのに手いっぱいになってしまっている。
離職を防ぎたいが、離職を申し出る前にフォローできず手遅れになっている。
人事評価の結果をもとに人材活用したいが、成績や評価の管理がバラバラでデータを活用できていない。
過去から溜まった人事情報の紙が多く、将来的な保存・管理に不安がある。ペーパーレス化を推進したい。
人事情報を一元管理、ペーパーレス化できる
各種人事情報の申請から承認までをシステム上で行えるため、今まで紙でバラバラに管理していた情報も社員ごとにまとめてすぐに確認することができます。基本的な項目だけでなく、社会保険、給与支払先、扶養控除、評価履歴、資格情報、面談記録など必要情報をまとめて管理することができるうえ、項目を制限なく増やすことができるため、自社の運用に合わせて管理することができます。
また、入社時書類や評価シートなど、社員から集める情報もシステム上で提出・承認することができ、人材情報のペーパーレス化が進みます。
定型業務を自動化、効率化
定期的に変更される社会保険や年末調整の変更、税制改正、働き方改革など、多くの変化に対応しなければならない人事部門は、定型業務が煩雑になりがちです。今まで、社員台帳等に記載する人事情報を新規作成・更新する際、社員から情報を集めた後に人事部門が二度打ちする手間が発生していましたが、人事情報管理システムを導入すれば、社員が直接申請でき、情報の収集、入力などの定型業務を自動化・効率化することができます。
人事情報だけでなく、評価の情報入力や申請・承認・更新等もシステム上で自動で行うことができるため、人事部が定型業務に時間を割かれることなく、企業目標達成のための中長期的な戦略人事に充てることができます。
採用基準・育成指標が明確になる
社内の育成モデルとしたい人材の能力や経歴のデータを蓄積し、分析することで、自社で必要な人材の採用基準や育成指標が明確になります。基準が明確になることで採用試験で確認する事項をリストアップしたり、育成の際に求める特性やより効果的なジョブローテーションに活かせます。
担当者からのひとこと
企業規模にかかわらず「社員数と比べて人事の人数が足りていない」、「人事と総務を兼任していて手いっぱい」といった課題を抱えている企業様は多く、バラバラの人事情報を整理してペーパーレス化を進めたくても、日々の業務に追われて着手できなくなっているケースは珍しくありません。
クラウド人事情報管理システムを導入いただくことで、ご担当者様の作業効率化のみならず、変更や申請をする社員から、評価・承認する各上長まで関係者全体の効率化につながります。さらに、一元化し蓄積したデータを分析することで採用や育成にも活かせます。
オービックオフィスオートメーションでは、人事情報の管理やマネジメントに関する課題をお伺いし、課題に合ったシステムをご提案いたします。お気軽にご相談ください。
タレントマネジメントに特化したシステムをお探しの方は
タレントマネジメントシステム