システム概要
勘定奉行 i11[建設業編]は、標準的な財務会計業務に加え、工事別の原価管理を実現しています。工事情報の管理や、工事別予算実績管理、豊富な工事原価管理帳票の出力などが可能です。また、間接費や部門共通原価の配賦、労務費管理、経営事項審査シミュレーションなども実現。その他にも、外部システムからの仕訳データの取り込みや、オプションシステム・奉行シリーズとのデータ連携など、高い拡張性を実現しています。利用者権限やログ管理をはじめ、セキュリティ機能も充実。勘定奉行i11[建設業編]で、日々の財務会計業務の効率化と、分析・集計による会計データのさらなる活用が可能となります。
システム概要図
勘定奉行 i11 [建設業編] 3つのコンセプト
1.建設業特有の管理を実現 2.工事原価管理の強化 3.会計管理を強化
- 日々の仕訳・作業日報を入力するだけで工事別原価管理や労務費管理ができます。
- 工事の着工から進捗・完成まで、基本管理項目を細かく管理することができます。
- 作業時間をもとに労務費を工事ごとに配賦し、労務費配賦仕訳データを自動作成できます。
- 工事原価管理の最小科目となる『原価管理項目』は、自由作成・合計科目に集約、階層化させることができます。
- 工事台帳は、原価要素(材料費・労務費・外注費・経費など)や完成工事高を明細単位で確認できます。
- 『工事別・部門別』に発注原価、原価推移、予算実績進捗を管理できるため、不採算工事を早期に発見することができます。
- 採算性を把握するための配賦管理は、柔軟な配賦基準や配賦パターンによる自動配賦処理で正確に行うことができます。